認知症予防が広く言われている昨今です。
長寿社会になった今、他人事ではなくなっていますね。

NHK「シリーズ医療革命」認知症予防への道と題して認知症の早期発見の
大切さを訴える番組の中でMCI(軽度認知障害)の取り組みが紹介されていました。

脳内ネットーワークの役割

脳内にはネットワークが存在していてさまざまな機能を果たす役割があるという。
それは年齢とともに変化する。
ネットワークのつながりが弱まると認知機能が低下するというもの。
なんとなく理解できますね。

認知症早期発見の重要さ

アメリカのワシントン大学の研究で脳内ネットワークは年相応以上に
弱まっているという。
ネットワークの弱まりをいち早くとらえることこそ早期発見につながる
と唱えている。

歩行に関する調査

日常生活でわかるのは歩行の速さが遅くなり、歩幅が狭くなってふらつき
やすくなるという。
ではなぜ、脳内ネットワークが弱まると歩行が不安定になるのでしょうか。
脳はもともと空間認識などのネットワークによってバランスを取ることが
できる。

普段は、いろいろな情報が脳に入ると無意識のうちにネットワークに
入るという。

そこで27000人の歩行データを集めて実験。
秒速80cm(時速2.9km)より歩行が遅くなると認知症のリスクが
疑われるとの結果が出ている。

長寿長寿

あなたは心当たりありませんか?

歩きながらアルファベットを「a~c~e~g~i~k~m~o」のように一文字
飛ばしながら歩くことで認知機能が測定できるという。

認知症になると、歩くことと考えることを同時にすることが難しくなる。

たとえば日本語で「あ~う~お~」であれば簡単かもしれませんね。

アメリカワシントン大学の調査の結果では、ふたつのことを同時に出来ない
その理由は、集中力を発揮するときに働く脳の場所が関係しているという。

認知機能を支える脳の働き方が変化している。
それはネットワークが弱まっているサインかもしれない。

変化の例

・外出するのが面倒
・小銭を数えるのが面倒
・手の込んだ料理が作れない
・車をこする
・同じことを何度も話す

rabbitrabbit

こういう人、周囲にいませんか?


自分に置き換えて考えてみるのも大切なことですね。
おじいちゃんや親御さんに「あるある・・」という人も。

一歩手前(脳内ネットワークの衰え)を防ぐには?

神経細胞 血管に異常が起こることが原因とされる認知症。
微小出血するとその周辺の神経細胞が壊れてしまうので血管の状態を
よくすることが大切。

効果的な方法

あることを1年間続けると改善されたという。

それは簡単なこと。

歩くことが最善の方法だという。息が弾む程度歩くと(1日一時間、
週3回行なう)
新しい血管を作るように促すBDNFが脳内で新たな神経細胞が生まれるのを促す。

若い人のように変化することによって健康になった。
フィンランドでは1,260人の協力を得て予防研究を行う。
フィンガー研究の予防対策では、早歩き+生活スタイルを変えることに
よって心も体もよい状態を保ち、これを2年間続けると機能が25%
上昇したという報告がある。

運動などで軽い筋力トレーニングをしたり食生活の改善(魚や野菜を多く
とる)をしたり血圧管理をすると脳内の微小出血を防ぐ効果があるという。

記憶力のゲームをして脳を刺激することも大切。

予防の新時代へ

日本では2015年に認知症を発症する人が500万人、
2050年には1000万人を突破する予想という。
これを食い止めることが重要。
脳梗塞の再発を防ぐ薬シロスタゾールが出血を防ぐと言われ日本で開発
されている。
2015年の夏から治験が始まった。
アロマの香りを嗅ぐことで、うっかりを予防

愛知県では2015年から10000人を対象に認知症早期発見運動を
行なっているという。
深刻な問題が世界中で起きている中で、有効な薬が開発されることを
願っています。