京都御所の紫宸殿Shishin-den Hallの左近の桜sakuraは3月下旬~4月上旬が見ごろ

紫宸殿は内裏様の正殿

 紫宸殿は内裏様の正殿。即位の礼や大嘗祭などが行われていた重要な場所でした。御所には城の堀のようなものはありません。人々に守られて平和な時代の場所であったことがここからも窺えます。

 紫宸殿の前には左近の桜、右近の橘が植えられています。3月下旬から4月上旬が見ごろの桜と橘です。

江戸時代に始まったひなまつり、ひな人形御殿飾りは紫宸殿を模して造られている

 平安時代の雅な生活様式を真似て、江戸時代に庶民に広がった雛人形。
いつの時代も美しいことへの憧れは同じです。 ひな祭りに飾る左近の桜、右近の橘が今、京都御所で開いています。ということで写真を撮りました。
やはり女性の間では人気の「ひな人形の、あの桜」という声が聞こえてきます。

紫宸殿の左近の桜と右近の橘
御所 紫宸殿を横から見たところ
満開の桜が見えます
お内裏様とお雛様(戦後70年以上の年を重ねてきた雛人形)

戦後間もない時代のお雛様はこちら

蹴鞠(けまり)の様子はこちらから