百人一首の一番歌
「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ」(天智天皇)
天皇自らが庵の苫を編んでいたのでしょうか、その所為で濡れてしまったと詠んでいます
秋の光景が目に浮かぶようです。
**苫(とま)は茅などを菰のように編んで屋根や家の 周囲などを覆うもの。
「小倉百人一首」歌留多は、大化の改新を行った中大兄皇子(後の天智天皇)の御製が一番歌となっています。
日本の元号は大化の改新で制定されました。天智天皇が近江に都を移して新しい日本の元号がスタートしました。
競技かるた名人戦が毎年行われる場所が近江神宮(滋賀県大津市)ということです。
大化の改新とその後
17条憲法を作った聖徳太子の亡きあと、蘇我氏が権力をほしいままにして政治の腐敗を招きました。その時に立ち上がったのが中大兄皇子でした。後の天智天皇です。
中大兄皇子の時代には百済との関係が良好でしたが、唐、新羅が百済を攻め滅ぼした。
そこで皇子は我が国を守るために九州に防人を置いて防御し国を守ったという歴史があります。
戸籍と納税の義務
租 庸 調の制度が設けられ律令国家としての基盤が整いました。
近江神宮へのアクセス
JR湖西線と琵琶湖線のホームが同じだったので間違って乗ってしまった失敗:
新幹線京都駅構内で駅監視員さんらしき人に「湖西線はどこから乗りますか」と聞いたところ「2番線か3番線です。」という。「3番線がよく来ますよ」というのでちょうど来た電車に乗り、二つ目の駅(しかし大津京駅ではないので変だと思いながら)で降りる。JR湖西線に乗った(つもりでいた)ところ琵琶湖線に乗ってしまい、着いたのは大津駅というハップニング。電車で戻るのも面倒なのでタクシーで行く。7~8分で到着。
タクシーから「三井寺」方面案内板が見える。三井寺は天台寺門宗総本山。
帰りは歩いて京阪、近江神宮前駅まで行き、1つ目で降りてJR大津京駅まで数百メートル歩く。
(近江神宮から歩いてJR大津京駅まで行けます)そこから京都駅に向かうというコースを取りましたがJRであれば琵琶湖線と湖西線の電車を乗り間違えないことです。(同じホームで2番線と3番線)おっちょこちょいの私だけの失敗かもしれませんが。やはり聞くより調べた方が確かですね。
近江神宮へは京阪近江神宮駅前が便利
行き方を間違えてもそこに新しい発見があって、それもまた楽しいものです。