新しい目の病気 サギングアイsugging eye(たるみ目)症候群はコラーゲンが原因?

サギングアイ症候群

 サギングアイとはsugging eye(たるみ目)という意味だそうです。2月2日NHK番組「ガッテン」最後の放送(27年間続いた番組)でのタイトルです。

 ・物が2重に見える:近くより遠くを(5m)見ている時に出やすい、夕方以降に出やすい      
 ・眼球に異常なし
 ・片目の方がよく見える

原因とプリー

 眼球の周りに付いていてコラーゲンで出来ている繊維質状のものをプリーと呼ぶそうです。筋肉を適切な位置に固定する働きがあるという。

 そのコラーゲンが減ると筋肉を固定する力が弱くなり繊維質がやせ細るという。
その所為でずれてしまい2重に見えるという症状。

目の症状をきちんと説明する

 多くの患者さんは「ぼやける」というだけなので、乱視や、近視や老眼などと同じ症状だと思われてしまう。
頭部のMRI診断が発達してきたお蔭で、この新しい目の病気が最近診断されるようになったという。

症状は何歳くらいから?
 

40代後半から50代にかけて出やすいとのこと。女性は閉経時期と重なる。

おかあさんの顔は動画で

治療法

・プリズムレンズを使用する方法

・シートタイプでメガネに貼る方法

など心当たりがある方は眼科医の診断を受けると良いでしょう。