認知症の介護方法と予防法

irakochuripp

7月20日21:00、NHKの番組で「認知症をくい止めろ」と題して介護や医療についての

今後の問題点や今現在の取り組みについて紹介がありました。

65歳以上の4人に一人(800万人が)症状がない認知症予備軍だという報告がありました。

統計で、アルツハイマーを発症しているのは68%,血管型認知症は20%,他2%。

女性の方が長生きするのでその可能性は大きいですし、介護をしなければならない

立場に立つのは女性ということになります。

いろいろな研究が行われている中でシロスタゾールという薬が認知症を遅らせる効果が

あるというのです。

この薬は脳梗塞の再発を防ぐ薬で、脳の中に溜まっている老廃物(アミロイドベーター)を

減少させることがわかったというもの。

アミロイドベーターは血管に排出され、それが多いと血管が切れてしまうとい結果を生む。

シロスタゾールを与えると血管の筋肉を刺激し動かす役目をし、その結果血管が広がり

アミロイドベーターを取り除くことができるというもの。

現在100種類以上の薬の開発が行われているがどれも有効性がないというのです。

認知症は脳の糖尿病と言い換えられるということで直接、インスリンを鼻から吸引し

脳へ吸収させることにより海馬に近い神経に到達し脳に直行できるという効果があると

いうものですでにアメリカで実施されているようです。

これは軽い人に効くということで、認知機能の低下が抑えられたという結果がでているという。

インスリンは現在でも使われている薬であり、新しい薬が3年以上もかかるのと違い

副作用がある程度わかっていることで応用がきくということです。

介護においてフランスから伝わっている「ユマニチュード」という介護方法が注目されています。

びっくりさせないこと、肩に手を掛ける、積極的に触ってあげるなどしてあげると穏やかに

なるという結果が出ているそうです。

【因果関係】

生活習慣病に関係が深く糖尿病の人は2倍の危険性があり、喫煙する人は3倍のリスクが

あるという。

運動は効果的なので運動を心がけるようにということでした。