新元号
平成に感謝する人が多いなか、5月1日新しい元号、令和の始まりです。
令の意味に良いとか麗しいという意味があるそうです。
麗しい平和 な令和の時代が長く続いてほしいものです。
西暦と重なって面倒だという人もいますが、世論調査では元号を肯定的に取っている人たちの多いこと!ニュースや報道番組等で放映されていたことです。
先日、4月から7月にかけての取引契約文書には、平成31年4月から令和元年7月とありました。
新しい時代は、まずは書面から感じました。
元号は英語で何と説明したらいいでしょうか。
the traditional Japanese era sysytem
とでも訳すのでしょうか、
天平二年正月十三日(万葉集梅の花三十二首序文)
日本の古典、万葉集から選定され、初めての国書からの出典ということです。
巻第五の序文に書かれていますが、その序文に出てくる植物や自然をまとめてみました。
令和の基となった万葉集の巻第五、梅の花三十二首序文には、人々が胸襟を開いて酒を酌み交わしている様子が窺えます。
良い月の良い日である光景が目に浮かびます。
- 新春の良い月
- 風はやわらか
- 空気は美しい
- 梅はおしろいのように白い
- 蘭のよい香り
- 山頂には雲
- 松が雲にかける風情
- 山のくぼみには霧
- 鳥が林にまよって鳴いている
- 庭には蝶が舞っている
- 空には雁が飛び去ろうとしている
- 人々は酒を酌み交わしている (参考:万葉集 中西 進著)