伝説の美女 小野小町の歌 百人一首 第9番歌 

桜を詠んだ歌の内容

「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」
作者:小野小町 9世紀頃の歌人

古今集

 美人の代名詞になっている「小野小町」です。現代のように写真があるわけでないので、美人だったと言えども証明するものがありません。
しかし、歌を詠む女性であることからして教養は身についている。
想像しながらの女性はなおさら美しく感じるのかもしれません。
 
 花は「さくら」。花の色が移っていく様子が歌から見て取れますが、桜がひらひら舞う、あの美しさも捨てたものではありません。
 
 外見よりも内面の美しさを重要視する日本人です。小町は、そんな女性だったかもしれませんね。顔はそこそこでも教養の深さが美人だったかもしれません。想像を膨らませるのは楽しいことです。

かつての小町たちが訪れている随心院

この門跡を訪れる女性の多くが昔の小町さんだったかもしれません。
そんなことを思い浮かべながら拝観すると楽しい。
小野小町は70歳を超えて亡くなったということですから長寿だったようです。

小野の地

随心院 総門
左手が大乗院、これを右に入ります。
庫裡(くり)の建物

門を入って道なりに進んで右に曲がります。
庫裡(くり)の建物が拝観入り口になっています。

庭を拝観していると、小町の気分になってしまいます。
落ち着いた随心院門跡です。

小野小町の歌碑
深草少将「百夜通(ももよがよい)」の説明
随心院の庭
小町堂・奥に小町の絵が見えます

随心院 由緒

弘法大師より八代目の弟子にあたる、仁海僧正の開基ということです。
正暦2年(西暦991年)にこの地に寺が建立されたという歴史があります。
七堂伽藍は承久応仁の乱でことごとく灰になってしまったという歴史があります。
1599年に本堂が再建されて九条二条両宮家より門跡が入山したという由緒ある史跡です。
(随心院門跡案内を参考)

動画のバックに流れる音楽は3拍子の洋楽です。

JR京都駅からのアクセス

号機に取り付けられている標識どおりに曲がると門が見えます。

JR京都駅から大阪方面の電車に乗ってひと駅で山科に着きます。
 *190円(令和4年春現在)の切符で行けます。
改札口を降りると正面に地下鉄乗り場への通路(階段、エスカレーター)があります。
そこを降りて東西線乗り場まで歩きます。
 *2番線に乗ります。切符代は260円の区間料金です。(令和4年春現在)
 *小野(駅)で下車します。
 *地上に出て右方向(わずかな傾斜の坂を下る)に行きます。
 *一つ目の信号あたりの案内版に勧修寺☜・随心院☞とあります。
 *勸修寺と反対側に進みます。(歩いて5分)
 *緩やかな坂を上がります。すると標識が出ています。