新年に「百人一首」一番歌にふさわしい近江神宮は滋賀県大津市にあります

内拝殿
近江神宮内拝殿

 「小倉百人一首」歌留多は、大化の改新を行った中大兄皇子(後の天智天皇)の御製が一番歌となっています。

 日本の元号は大化の改新で制定されました。天智天皇が近江に都を移して新しい日本の元号がスタートしました。

「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ」(天智天皇)

 天皇自らが庵の苫を編んでいたのでしょうか、その所為で濡れてしまったと詠んでいます。
秋の稲刈りの後の光景が目に浮かぶようです。

楼門
近江神宮 楼門

 競技かるた名人戦が毎年、近江神宮で行われています。滋賀県大津市にあるのですが京都駅から二つ目の駅なので往来は便利。

近江神宮への行き方:JR湖西線と琵琶湖線のホームが同じだったので間違って乗ってしまった失敗


新幹線京都駅構内で駅監視員さんらしき人に「湖西線はどこから乗りますか」と聞いたところ「2番線か3番線です。」という。「3番線がよく来ますよ」というのでちょうど来た電車に乗り、二つ目の駅(しかし大津駅ではないので変だと思いながら)で降りる。JR湖西線に乗った(つもりでいた)ところ琵琶湖線に乗ってしまい、着いたのは大津駅というハップニング。電車で戻るのも面倒なのでタクシーで行く。7~8分で到着。

 タクシーから「三井寺」方面案内板が見える。三井寺は天台寺門宗総本山。

 帰りは歩いて京阪、近江神宮前駅まで行き、1つ目で降りてJR大津京駅まで数百メートル歩く。
(近江神宮から歩いてJR大津京駅まで行けます)そこから京都駅に向かうというコースを取りましたがJRであれば琵琶湖線湖西線の電車を乗り間違えないことです。(同じホームで2番線と3番線)おっちょこちょいの私だけの失敗かもしれませんが。やはり聞くより調べた方が確かですね。

近江神宮へは京阪近江神宮駅前が便利

行き方を間違えてもそこに新しい発見があって、それもまた楽しいものです。

京阪近江神宮前駅、無人駅なので切符は自動販売機で


京阪近江神宮前駅


おみくじボックス
結ばれたおみくじ


 

新年に頂く和菓子、ゴボウ入り「花びら餅」は正月限定?甘党の女性に人気

 古い時代から「花びら餅」はあったようですが、初めて口にしたのは10年ほど前、初釜の時でした。細く切ったゴボウが餅を突き抜けるように中に入っていたのが印象的でした。そんな花びら餅を今年のお正月に頂きました。和菓子屋さんも正月だけの販売のようです。

 白くて柔らかいもちが二つに折られています。その中に桃色の餅が入っていて、またその中に味噌味のものがありごぼうは外からも見えるように二つ折りのなかに収まっています。ごぼうという野菜まで入っている上品な和菓子は多くはありません。味噌味も加わっているので甘さと苦みがうまくマッチしています。

 餅の下には白い紙が敷かれています。懐紙替わりでしょうか?口の中でやさしく溶けるような味わいを感じます。そのあとにいただく抹茶のほろ苦さと餅の甘さが相殺されて美味しく感じます。抹茶でなくてもこの場合は緑茶が合うと思います。

 この度、2種類の花びら餅を頂きました。
お店によって作りかた、材料に違いがあり、白い薄皮を口にしてその違いが分かります。
 地方によってお雑煮に違いがあるように花びら餅も同じです。

 

羽二重餅の食感。皮が非常に薄くて食べやすい。


この花びら餅は黒豆が入っています。もちもちした食感

2022年新年から獅子頭に噛まれるのはめでたい

獅子頭

 初詣の際に獅子舞に出会いました。
獅子は、神様の代理者と言われています。その獅子頭に噛まれると縁起が良いということでパクっと噛んでもらいました。

今年の干支、寅も、そして獅子も強い。

 昔は祭りの時は必ずと言っていい程、正月三が日は獅子があちこち歩き回っていました。
子どもにとっては怖いものですが、そんな怖いものに興味があるものです。
悪魔を追い払ってくれる獅子がもっと多い方が楽しいものです。

伊勢では獅子舞が奉納されると聞きますが、地方では越後獅子などが有名です。

獅子頭にパクっと噛まれている様子
頭をパクっと噛んでもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=G8FrCQDD8PA

「虎穴に入らずんば虎子を得じ」という諺の通り、少しの危険を犯さなければ功をたてられないという意味。

巨大な虎の絵馬

巨大な虎の絵馬
北野天満宮

虎も昔は霊獣の仲間だったようです。

つぼみを付けた梅の木
北野天満宮:つぼみを付けた梅の木


ネット社会の今、手書きで年賀状を書いてみよう

賀正

 一般的な文体で「皆様のご多幸をお祈り申し上げます」と書いてみました。
手書きは、上手下手を気にせず、気持ちを表すのには一番の手段です。なぜなら、気を引き締めて、相手を想いながら書くからです。
 しかし、やはり字の形に満足いかなくて書き損じたり時間を取られたりします。
それが本来の賀状かもしれません。

文字の書き方 

今の時代に合わない(かもしれない)変体がな(変態ではありませんよ)が使われています。
「げ」は希に点々「ま」は万という字で書いています。
「す」は普通に書いてありますが、一般的に漢字の「須」を崩します。

字を崩す

 字を崩して遊ぶのも日本語ならではの遊びではないでしょうか。
字に自信がない人もかなを崩して書くと案外うまく見えるかもしれません。

書き方にこだわらない

 書き方にこだわるとうまくいきません。
心がこもっていればいいのではないでしょうか。
ということで、お手本を見ながら書いてみました。
 上手下手よりも、丁寧に書いてあるかの方が重要と思います。
殴り書きは印象を悪くします。

字の崩しかたは専門書で

動画で紹介している手本の字は、永年、筆を握っていた人の書き方です。
それを手本にして書いてみました。

動画(右)での字は斜めになってしまってます。軌道修正が必要でした(汗)

https://youtu.be/77OHtZcd0Y4

百人一首 第9番歌 伝説の美女 小野小町の歌

歌の内容

「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」
作者:小野小町 9世紀頃の歌人

古今集

 美人の代名詞になっている「小野小町」です。現代のように写真があるわけでないので、美人だったと言えども証明するものがありません。
しかし、歌を詠む女性であることからして教養は身についている。
想像しながらの女性はなおさら美しく感じるのかもしれません。
 
 花は「さくら」です。花の色が移っていく様子が歌から見て取れますが、桜がひらひら舞う、あの美しさも捨てたものではありません。
 
 外見よりも内面の美しさを重要視する日本人です。小町は、そんな女性だったかもしれませんね。顔はそこそこでも教養の深さが美人だったかもしれません。想像を膨らませるのは楽しいことです。

動画のバックに流れる音楽は3拍子の洋楽です。

https://youtu.be/PdiqIDVCuEI

かるた大会で知られている近江神宮

 百人一首、最初の歌は天智天皇の御製「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣では露に濡れつつ」です。
大化の改新で律令制を治め、現在ある元号の始まりを作った天皇でした。新しい日本の始まりを作った天皇の御製が一番最初に登場しています。
 
 天智天皇は大津京に遷都した経緯は近江神宮のサイトでご覧ください。
かるた大会では若い人たちの間でも人気の神宮です。

近江神宮

**滋賀県大津市にありますが、京都駅からJR,京阪ともに2駅目です。
JRと京阪の乗り間違いには注意!

**近くに三井寺もあります。

武士に好まれた肥後菊、清らかさが漂う嵯峨菊、伊勢神宮の伊勢菊、日本原産の菊

神社境内で開催される菊花展

 菊日和の一日 菊花展を鑑賞。

 万葉集にも詠われている古い神社の菊まつりは毎年開催されます。
コンンクールで入賞した菊が参道両脇に展示されているのが圧巻。
花火のように大きく開いた菊が並んでいる

 まずは本殿でかしわ手を4回打ちます。

1本の幹から大輪の花
1本の幹から大輪の花を咲かせています

境内には立派で大きな菊が展示されており、神社と菊の花が一つになっている。
参拝と見物の両方が出来て観光客にも人気コースとなっています。

https://youtu.be/E_4dzIyvH7o

日本原産の菊

1,肥後菊:武士道が盛んだった頃、細川藩士の教養の一つとして熊本地方で栽培された菊。
      明治天皇が好まれたという。

肥後菊

2,嵯峨菊:千年の昔から京の宮廷で栽培されていた菊。
      現在は嵯峨野にある大覚寺で育てられ清らかな姿が特徴。
      茶席用の花として現在でも重用されている。

優雅な嵯峨菊
優雅な嵯峨菊

3,伊勢菊:伊勢神宮周辺で栽培されていたという菊。
      花弁がよれて垂れ下がっている。

日本原産伊勢菊
日本原産伊勢菊

4,江戸菊:徳川中期より江戸で栽培されている(菊の展示が見当たらない)

など。(越後一宮、弥彦神社の説明を参照)

食と菊

どこかで見たことのある「菊と盃」、花札にありますね。
(花札って今もあるのかなぁ)


 重陽の節句(9月9日)に菊酒を飲むという習慣がありました。
菊の花びらを酒に浮かべて飲むという何とも風流なの味方です。

 料理に菊が添えられているのは今も目にします。
また、食用菊を食す地方(新潟、山形など)は現在も盛んに食用菊を栽培しています。

菊を英語で言うと

chrysamthemumと古い辞書に書いてあります。

別名をgolden flowerとあります。やはり黄色が主役のようです。
ball-shaped flowersとあるので西洋菊が主流を占めているのもうなづけます。

クリーム色の丸い菊

菊の生産量日本一の県 

愛知県田原市です。愛知県の情報によると全国の36.4%を占めているという。
田原市は菊農家の継承者も多いということです。

温暖な気候のお蔭もありますが、日夜ハウスで栽培するには電気設備が重要だと聞きます。
年中、需要があるのは、菊の花の清らかな姿の所以でしょう。

神社の境内には最も合う菊の花

ご皇室のおしるしということもありますが、(日本原産)の菊の姿は清楚な花という印象を与えます。

1万年前の縄文時代から続く米作、今年も豊作 rice field in Japan お米に宿る強い力を受ける

縄文人も食べていたお米

 私たちが主食としている「お米」は縄文時代から連綿と受け継がれているものです。
 縄文時代の土器に米が使われていた形跡が残っているということから米作が行われていたことが分かるそうです。川に遡上してきた鮭も食べていたようです。
 食に恵まれていた縄文人は美味しいものを知っていたのかもしれませんね。

神が宿る

 お米は単に食物としてではなく神が宿るものとしてお供えや清めの具として使われてきました。
 お米に宿る強い力を身体に受けようとする私たちの切なる願いが現れています。
(奈良、春日大社内にある植物園の説明から)

春日大社植物園にて

昔の人たちが食用として作っていた「きび」(きびだんごのきび)

お米で一番収穫量が多いのがコシヒカリ

 農林水産省のページを見ると、日本のほとんどの県でコシヒカリが作られています。
中でも新潟県産コシヒカリが一番知名度があります。

棚田 

 山の傾斜地に作られる田んぼを棚田と呼びます。
傾斜地での仕事は重労働になります。
見る分には美しいのですが作業する場所としては苦労が多い場所となっています。

人々の協力が必要な農作業

 例えば、田んぼに水を引く作業は必須作業ですが、自分の田んぼだけにというわけにはいきません。
現在では農家組合があり、協力し合いながら時期などを見て田んぼに水を入れます。

 村八分という言葉があります。
江戸時代には、村の掟を破った者に対して排除するということをしていました。
早く言えば仲間外れということですが、村の人たちの協力がないとうまくいかなかったことが分かります。

 縄文時代の大昔から、輪になって広場を囲むようにして生活をしていたことが各地の遺跡から分かっていることです。

 協力があってこそ美味しいお米が食べられているのですね。

アニメ 老夫婦が踊ります

https://youtu.be/Ahn7sSY9zxQ

2022年の干支は最強の五黄の寅「虎」年

日本に来てトラになったという説

 大漢和辞典編集者の諸橋博士の言葉を借りると中国では「菟(と)」と呼ばれていたのが日本では意味のない「ら」がついて「とら」になったのではないかということです。
「とら(さん)」の方が言いやすく親しみが湧きますね。

伝説の虎退治


 武将、加藤清正の虎狩りは有名な話です。
子供の頃「加藤清正お馬乗ってホイ!」と言って遊んでいたものです。その大切な馬が虎に捕られた仕返しに虎退治をしたという。そんな伝説があります。

*参考  因みに清正といえば名古屋城の清正石が知られています。
この石の大きさは畳8枚ほどあるということです。名古屋市の観光リンクを下に貼りました。

名古屋城の「清正石」
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/guide/ishigaki/

虎に関する諺

・ 「苛政は虎よりも猛し」

孔子の言葉に「苛政は虎よりも猛し」があります。
過酷な政治は虎よりも恐ろしいという意味です。
政治家の皆さんには心してもらいたいと思います。

・「虎視眈々(こしたんたん)」
恐ろしいものが「虎視眈々」と隙を狙っているという意味。
気を緩めずにしたいものです。

・「虎の尾を履む」
危険なことをしてしまうという意味です。後が怖い!

・「虎穴に入らずんば虎子を得じ」
少しの危険を犯さなければ功を立てられないというたとえ。

・「虎の威を仮(借)る狐」
小人ものの例え

五黄の虎

36年に1回の干支の寅年になるのが2022年ということです。
最強の寅年と言われ、その年に誕生した人たちは強く猛々しいと言われています。

虎(寅)を名前につける

強い虎に因んで虎之介、虎雄などという名つけられた人たちは多いはず。
羊や虎、龍などの干支は名前との相性がよく、その年に生まれたことが分かっていいものです。その反対に干支の名を使いにくい動物も結構います。


https://www.youtube.com/watch?v=G8FrCQDD8PA

真紅の花、彼岸花(曼殊沙華)が見事。秋になると見たくなる花のひとつ。

群生する真っ赤な花

今年も彼岸時期にヒガンバナを見に行ってきました。
あぜ道や野原に咲くヒガンバンの色は遠くからでも目につきます。

真っ赤な彼岸花畑
花が咲いている時には葉がない彼岸花

葉がない花

花が開いていいる時には葉がないので一層鮮やかな真紅が目立つ曼殊沙華。
花の形も珍しい。
花が終わると葉が出てきて春になると葉が枯れてしまうという。

曼殊沙華とも呼ばれる彼岸花

彼岸時期

彼岸時期に咲くこと、何とも不思議な花の形と花の色から別名ではあまりイメージが良くない「幽霊花」とも呼ばれますが最近はその名も消えつつあります。鮮やかでインスタ映えする花なので人気は急上昇中。

アルコールゼロの甘酒の力、トーストやイチゴにかけていただきます、漬物もできます

天然に存在するアミノ酸5-ALAが豊富に含まれていると言われている甘酒です。
アミノ酸5-ALAについては長崎大学が世界に向けて発表したものが詳しく書かれています。

発酵食品

発酵食品は日本が誇る食品です。
和食を食べておけば健康に過ごせるほど栄養価があるものが多いのも事実。
甘酒、味噌、日本酒、納豆、漬物など発酵食品は数多くあり、私たちが当たり前に摂っているものばかりです。

漬物に

甘酒はちょっと苦手、と思う方にオススメするのが漬物。
甘い酒からしょっぱい漬物が出来るなんて信じられませんが、甘酒に少しの塩と野菜を入れておくと塩梅よく糀付けが出来ます。

即席漬物の作り方

ボールにコーヒーカップ1杯ほどの甘酒を入れ、切った野菜を浸すようにして入れ塩梅を見ながら塩を入れます。
塩は最初は一つかみ程度、計2グラムも入れれば十分です。(1グラムでもよいくらい)
数時間漬けておけばもう出来上がり。