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自然

滋賀県大津市にある近江神宮Oumi Shrineと百人一首a hundred poem一番歌と大化の改新の関連は?

百人一首の一番歌 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露に濡れつつ」(天智天皇) 天皇自らが庵の苫を編んでいたのでしょうか、その所為で濡れてしまったと詠んでいます秋の光景が目に浮かぶようです。 **苫(とま)は茅などを菰のように編んで屋根や家の 周囲などを覆うもの。  「小倉百人一首」歌留多は、大化の改新を行った中大兄皇子(後の天智天皇)の御製が一番歌となっています。 日本の元号は大 […]

伝説の美女 小野小町の歌 百人一首 第9番歌 

桜を詠んだ歌の内容 「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」作者:小野小町 9世紀頃の歌人 古今集  美人の代名詞になっている「小野小町」です。現代のように写真があるわけでないので、美人だったと言えども証明するものがありません。 しかし、歌を詠む女性であることからして教養は身についている。想像しながらの女性はなおさら美しく感じるのかもしれません。  花は「さくら」。花 […]

武士に好まれた肥後菊、清らかさが漂う嵯峨菊、伊勢神宮の伊勢菊、日本原産の菊

神社境内で開催される菊花展  菊日和の一日 菊花展を鑑賞。  万葉集にも詠われている古い神社の菊まつりは毎年開催されます。コンンクールで入賞した菊が参道両脇に展示されているのが圧巻。花火のように大きく開いた菊が並んでいる  まずは本殿でかしわ手を4回打ちます。 境内には立派で大きな菊が展示されており、神社と菊の花が一つになっている。参拝と見物の両方が出来て観光客にも人気コースとなっています。 日本 […]

2022年の干支は最強の五黄の寅the year of Tiger「虎」年 虎退治の加藤清正の清正石Kiyomasa’s huge stone

日本に来てトラになったという説  大漢和辞典編集者の諸橋博士の言葉を借りると中国では「菟(と)」と呼ばれていたのが日本では意味のない「ら」がついて「とら」になったのではないかということです。「とら(さん)」の方が言いやすく親しみが湧きますね。 伝説の虎退治  武将、加藤清正の虎狩りは有名な話です。子供の頃「加藤清正お馬乗ってホイ!」と言って遊んでいたものです。その大切な馬が虎に捕られた仕返しに虎退 […]

真紅の花、彼岸花(曼殊沙華)が見事。群生する真っ赤な花、彼岸花

群生する真っ赤な花 今年も彼岸時期にヒガンバナを見に行ってきました。あぜ道や野原に咲くヒガンバンの色は遠くからでも目につきます。 葉がない花 花が開いていいる時には葉がないので一層鮮やかな真紅が目立つ曼殊沙華。花の形も珍しい。花が終わると葉が出てきて春になると葉が枯れてしまうという。 彼岸時期 2021年秋、野に咲く花を撮りました。黄色い花が女郎花(おみなえし)で白いのは男郎花(おとこえし)と呼び […]

歌の美しさから見る美人、小野小町

百人一首九番歌 花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに 百人一首 3月15日、東京のさくらの花開花宣言がされました。今年は暖冬で桜の開花は例年より早くなっています。咲いた花はもちろん、散る桜にも情緒を感じる私たち日本人です。 小野小町が「時がふる」と詠んでいることから 年を重ねてから詠んだと推測できます。散らぬ桜も散る桜もどちらも色は変わりません。(でも自分はまだ散らない、と言 […]

Japanブルーと秋の色

ノーベル化学賞受賞の吉野博士のお蔭でスマホやデジカメが普及しました。お蔭でスマホを使うようになってから写真下手の私でもきれいに撮れるのです(^^) 昔々、海外で撮った写真は全て失敗という苦い経験があるので、写真は撮らないことに決めていました。 Japanブルー そんな私でもスマホが助けてくれるので安心です。 なぜか青色がきれいに出るのです。季節外れの写真ですがjapanブルーが気に入っています。 […]

京都迎賓館 おもてなし 和食 BSプレミアム

京都迎賓館の紹介を14日「BSプレミアム」(9:00~10:30)で見ました。 東京赤坂の迎賓館とは対照的で純和風建築の京都迎賓館は日本の伝統技術の集大成です。 庭師さんは「あしらえ」を大切にしていると言います。 桜の木でさえも「あしらえ」として一本だけが庭に植えられています。 十数メートルもあるという和室テーブル用の木は吉野の山から選び抜いたもので職人さんもこんなに長いテーブルの漆塗りは初めてだ […]